
当社では、2007年12月より森林認証チームを発足し、社内教育などを積み重ね、審査を受けた結果、このたび認証取得の運びとなりました。
森林認証紙は、GPNガイドラインの改定や、再生紙の偽装問題などに伴い、これまで紙類の購買方針に再生紙だけを掲げていた企業や、環境問題に関心の高い企業の中で採用の動きが活発化しています。
森林認証紙をお使いいただくことで、お客様には次のようなメリットがあります。
森林認証マークは、持続的に森林を利用できるよう、計画伐採や植林などで適切に管理された森林の木材が使用されていることを証明します。植林するだけでは健全な森には育ちませんし、また伐採だけでは森が消滅します。
この2つがうまく調和することで、持続的な森が生まれるのです。このマークには、森林認証紙が市場で評価され、積極的に購入されることで管理された森林を増やそうという狙いもあります。つまり、森林認証制度は、適切な森林保全の動きを支援している証明でもあります。
森を管理することで、ブラジルやインドネシアなど世界各地で行われている違法伐採や森林破壊を防ぐことができます。また、木を植え、育て、伐採というサイクルを回すことで循環型社会を形成することにつながります。森林認証制度は、環境に対する企業の社会的責任が高いことを証明してくれるものでもあります。
印刷物にマークをつけるためには、認定を受けた認証機関によるCOC審査に通り、印刷会社、その他その加工に関わる会社が認証取得者として正式に登録される必要があります。このマークをつけた製品は、管理された森からの木材であることを証明できます。 弊社ではFSCとPEFCの認証取得者として登録されました。
森林認証制度は国際的なものから地域的なものまでさまざまですが、国際的には、FSC、PEFCの2つの勢力に2分されています。
1993年に社会・環境・経済的側面に関わる広範囲にわたる利害関係者を中心に発足した組織で、世界的規模で森林認証を実施しています。森林施業のほか、林産物の生産・加工・流通管理の認証制度があり、それら各工程の全てを認証取得組織で手がけた林産物に対してFSC認証のラベリングを認めています。国内の大手製紙メーカーはほぼ認証を取得しており、認証紙としては最も多く流通しています。
欧州11カ国の森林認証制度の互換性・同等性を保証する相互承認のための仕組みとして1999年に発足しました。世界149カ国の政府が策定した持続可能な森林管理の基準(政府間プロセス基準)やISOの認証手順を採用していることが特徴で、森林管理認証と生産・加工・流通の認証(CoC認証)があります。現在は34カ国の森林認証が加盟する世界最大の森林認証制度となっています。
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