印刷のたまご

Vol.9 たかが封筒、されど封筒。 2006年08月31日 16:53

風合いの異なる白い封筒
封筒
濃い色の封筒
濃い色の封筒の印字見本
さてみなさん(by浜村淳) ちょっと前に起こった、こんな事件を覚えていますか。

舞台は、福岡の交番。
署員がちょっと留守にした間にカウンターに
新聞紙に包まれた箱が…。
県警は不審物として爆発物処理班を出動させ、
周辺住民も避難。
大騒ぎした末、
中身は近所のおばあさんが
“防犯相談のお礼に”と置いていったビールだったというお話です。

ニュースで聞いた時は笑ってしまいましたが
よく考えると無理もない。
だって新聞紙に包んであったら
やっぱり怪しい感じがしますよね。
お礼なんだからさ、熨斗くらいつけようよ、おばあちゃん!

そう、何かをおくったりする時の
プレミアム感(特別感)はとても大事です。
たとえばスーパーで買ったお菓子でも、
ビニールの袋にそのまま入っているより
ちょっとオシャレな箱に入れ替えれば
高級スィーツみたいになります。
それは
ビジネスシーンにおいても同じこと。
え?ビジネスシーンで、プレミアム感にこだわる?

ハイ、今回は「封筒」のお話です。


一般の方にはあまり知られていないのですが
ビジネス封筒には、実に色々な種類がそろっています。
たとえば、紙質。
トレーシングペーパーのように“透ける”もの、ツルツルピカピカのもの、
さりげなく地模様が入っているもの。
厚手のカジュアルな風合い、薄手の繊細な風合い…など。
同じ色でもこれでもかというくらいさまざま。
封筒のカラーが白ならどんな企業でも使えますし、
普段づかいの封筒よりも
オシャレごころもあり、顧客のココロもくすぐれるはず。

たとえば、形。
いわゆる定型サイズだけでなく
スクエアといわれる可愛い真四角、“マチ”がついてたくさん中身が入るもの、
また“窓”つきのものまで…。

そして、色。
白、ベージュ、ピンクなどのパステル系だけでなく
目の覚めるような真紅、チョコレートのようなブラウン、
夏の空を思わせる青、アーミーカラーのカーキなどなどなどなど。

いやもう、今日びの封筒の見本帳を見てると飽きませんわ。

こんなにも多彩で多様な封筒があるのに
ビジネス封筒といえば、どこも同じようなものを使っているのも不思議です。
大きな理由はコストでしょう。
けれど封筒にこだわるということは、時には
目先のコストだけではかれない
大きな効果があると思います。

封筒をちょっとオシャレに、目立つものにすることは
「中に何が入っているのかな」とワクワクさせて
「開けてみようかな」と思わせることです。
だからできるだけ集客効果をねらいたいDM全般において
封筒はとても大切なメッセージだといえるでしょう。
当社でも最近は
大学のオープンキャンパス、専門学校のDMなどに
“ひとひねりした”封筒を使いたいというニーズが高まっています。
たくさんの郵便物の中から、ひときわ目立つ封筒があれば
誰だって開けたくなりますよね。

とはいえ封筒に凝るだけ凝って
中身のDMが期待はずれ…では意味ありません。
やたらおしゃれでカッコイイのに会話に内容のない人、みたい。
けれど
頭脳明晰で人柄も抜群なのに、全く外見にこだわらない人も損。
話してみれば良さがわかるのに、
第一印象で受け入れてもらえないんですから
お見合いや合コンでは不利ですよね~。

中身に自信があればあるほど、外見(封筒)にもこだわってほしい。
それがめでたく彼女(顧客)をゲットできる秘訣なんです。