オフセット印刷工場用VOC警報器の撮影協力をしました
2016年03月10日
オフセット印刷工場における有機溶剤による健康障害防止を目的として、一般社団法人日本印刷産業連合会が、新コスモス電機株式会社と共同で、「オフセット印刷機用VOC警報装置」を開発しました。
VOCとは、揮発性有機化合物のことで、大気汚染防止法などにより規制されている物質です。印刷産業においても、グラビア印刷機とオフセット輪転印刷機でVOC排出の自主抑制を行い、削減に取り組まれています。
今回開発された警報装置は、VOC 濃度が一定レベルを越えるとこれを検知して警報を発し、ランプと音声メッセージで知らせます。
弊社では、警報器の普及促進を図るためのプロモーション映像の制作にあたり、撮影工場として協力いたしました。
動画はこちらのサイトでご覧いただけます▼
一般社団法人 日本印刷産業連合会 印刷用語集ページ
この警報器は、印刷職場の作業環境改善を目指し、既に発表されている、「オフセット印刷工場の有機溶剤管理」ガイドブックと併せて活用され、2017年初頭より実用化の予定となっています。