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句集「雲雀」

「雲雀」は創刊60周年を迎え、その記念の意味を込め表紙には赤があしらわれた。

【発行日】    2006年3月12日
【著 者】    品川純胡(岡本純子)
【発行所】    雲雀社    
【印刷・製本】  あさひ高速印刷株式会社 | 上製本
【サイズ・頁数】 155×216mm | 312頁

宝塚市で医院を開業している岡本純子さんは俳人の父(柳之)と兄(良夜)から「雲雀社」を受け継ぎ、俳号純胡の顔を持つ俳人でもある。3月に「雲雀」創刊60周年を記念して俳誌「雲雀」に掲載された良夜選120首、選者吟991首を句集「雲雀」として出版、併せて父、柳之氏が昭和21年4月1日に発行した俳誌「雲雀」の復刻版を完成させた。

落ち着いた赤の地に金文字が華やかな句集「雲雀」。著者、純胡さんの父、品川柳之さんが戦後まもなく四国松山で俳誌「雲雀」を創刊、今年で60周年を迎え、その記念の意味を込め表紙には赤があしらわれた。

昭和21年に発行された創刊号はガリ版刷、すでに紙は黄ばみ、インクは擦れ、旧仮名遣いの多い文は判読が難しくなっていた。そこで、純胡さんは復刻版を、と古いバックナンバーを資料に判読、完全とは行かないまでもほぼ創刊と同じものに仕上げ自身の句集「雲雀」の上梓に併せ復刻した。

句集「雲雀」と創刊号の復刻版は3月12日に宝塚ホテルで開催された60周年記念の雲雀全国俳句大会で披露され同人から賞賛を浴びた。中には知人の名を見つけ懐かしさに涙する人も。反響は大きく純胡さんのところには多くの手紙が寄せられた。

句集「雲雀」の巻頭には創設者である父、柳之氏の「ふところへ飛びこんで来し 福の豆」父の意を継ぎ乍、志し半ばで亡くなった兄、良夜氏の「南無大師 霧に凡字を 書き給ふ」が彫られた句碑の写真が飾られ「雲雀」の歴史を感じさせる。発行所も松山から東京、そして平成13年に純胡さんの住む宝塚へと移り、60年を経て句会と俳誌「雲雀」の発行が続けられている。句集の出版は「これからも雲雀と共に歩み続けるための一つの区切りにしたかった」とあとがきで純胡さんは述べ、また、精神科医の立場から「俳句を詠む過程は精神的な安定と解放を促し、心が癒される」と記している。「雲雀」の歴史とともに純胡さん自身の歴史が記された句集といえる。

母の日の 花束句心 追ひつづく 純胡(2005年6月)

品川純胡(本名 岡本純子)略歴
品川柳之を父とし品川良夜を兄として
1935年 愛媛県松山市で誕生
1993年 宝塚市にて開業 岡本クリニック院長
    (精神保健指定医)
1992年より雲雀選者
    現在 雲雀主宰

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