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越前の黒龍

朝倉孝景の生涯

【発行日】    2010年5月15日
【著 者】    角川 英男
【発 行】    あさひ高速印刷株式会社     
【印刷・製本】  あさひ高速印刷株式会社 | 無線綴じ
【サイズ・頁数】 127×188mm | 272頁

定年後、歴史をテーマに執筆を始め、平成17年に初めての随筆を出版、その後は歴史小説に挑戦、5月に上梓した「越前の黒龍」は角川さんの4作目の作品となる。朝倉家7代目当主で初代越前国主となり、応仁の乱後、越前を平定した戦国武将、朝倉孝景の生涯を歴史小説に仕立てた意欲作だ。

前作「篠村に足利の旗が翻る」は天皇に背いたことから明治以降は歴史の表舞台に出ることが少なかった足利尊氏を主人公に据え、室町幕府の成立を描いた作品だったが、4作目はその室町時代中期の武将で越前守護となった朝倉孝景を主人公に描いた。

タイトルの「越前の黒龍」は越前(福井県)を流れる暴れ川、九頭龍川が古くは黒龍川と記されていたことから、越前守護となった朝倉孝景と黒龍が重なり、小説を書き上げた角川さんの脳裏に「越前の黒龍」が浮かんだという。

小説は元服前の孝景が朝倉家の将来を背負って、越前を巡る旅に出るところから始まり、祖父教景(心月)の後見のもと家督を継ぎ、朝倉家隆盛を第一義に応仁の乱では山名宗全の西軍から細川勝元の東軍に寝返り、将軍義政から越前守護職が与えられ、一乗谷に城を築き、越前の平定を成し遂げ、17箇条の国分法を制定するまでが16章に描かれ、室町時代を代表する歌人、清巌正徹や真宗中興の祖で越前の吉崎に一宇を建てた兼寿蓮如も登場する。

角川さんは、読む人に想像を膨らませ、楽しんでもらえるよう、会話を多くし、敢えて説明を省いた。が、実際に小説の舞台を訪れ、取材に裏打ちされた会話は、想像であってもその時代にその場で交わされたように聞こえてくる。そして、読むものをその時代へと引き込む。歴史好きには読み応えのある一冊といえよう。

執筆をライフワークにしている角川さんは、「自分の作品が本という形になり、自分の手を離れ、いろんな方に読んでいただけるので、会社にいた時には接点がなかった人とも交流ができたりします」と話す。定年後も本を通して交友が広がっているそうだ。

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